「歩ける寿命」=
自活指数とは。

「あなたは、何歳まで自分の足で歩けますか?」——この問いが、受診の理由になります。HERSは、“歩ける寿命”(自活指数)の可視化で、抽出の次に立ちはだかる「受診まで導けない」壁を越えます。

公園の小道が、この先の街並みへ向かってまっすぐ続いている風景

受診率を上げる、行動変容のエンジン

「あなたは、何歳まで自分の足で歩けますか?」
——この問いが、受診の理由になる。

「抽出できても、そこから受診まで導けない」。これは、ある自治体の担当者が“一番難しい”と語られた壁でした(モデル事業でも受診率は4.3%)。①このままだと何歳まで歩けるか、②今、運動・検査・治療などの介入をすれば何歳まで延ばせるか——を、本人の数字で見せます。

山田 △△ さん(表示例)|76歳・Bゾーン

健診・歩行・問診データから算出した“歩ける寿命”の目安

  • 今のまま
  • 介入した場合

今のまま(何もしない場合)

! 81歳ごろ自分の足で歩くのが難しくなりやすい

今から介入した場合

+5年 歩ける延ばせる可能性
  • 76歳
  • 80
  • 85
  • 90
  • 95

今のままだと

81

で、自分の足で歩くのが
難しくなる可能性

今から始めれば

86

まで延ばせる可能性
(+5年)

この人の“歩ける寿命”に効いている要因

  • 過去の骨折歴
  • 歩行速度・バランス
  • 運動習慣
  • 骨密度(未測定)

「骨密度」という言葉ではピンと来なくても、「何歳まで自分の足で歩けるか」なら、自分の生活として受け止められます。

骨密度はまだ未測定。検査で実測すると、この“歩ける寿命”の予測はさらに正確になります。

+5年を生むのは、この3つ

  • 骨密度検査で、今の状態を知る
  • 必要なら、早めに治療を始める
  • 運動・栄養で、筋力とバランスを保つ

“歩ける寿命”(自活指数)・将来リスクは、複数データにもとづく傾向の目安であり、発症年齢や将来を確定するものではありません。個人差があります。数値を見て不安を感じたときは、保健師・医療者にご相談ください。

“歩ける寿命” と、骨密度検査の関係

その“歩ける寿命”は、
骨密度を測ると、もっと正確になる。

自活指数は、健診結果に加え、東京大学のコホート研究やHERSのPoCデータから、転倒・骨折の確率を織り込んで統計的に算出した“歩ける寿命”の目安です。ここに、あなた自身の骨密度という実測値が加わると——予測はより正確になり、そして時に、“今すぐ動くべき理由”が見つかります。

骨密度が低下した骨の断面と、骨密度検査で今の骨の状態を知るイメージ

骨密度(骨の強さ)

低いほど骨がもろく、折れやすい状態です。

転倒→骨折のしやすさ

軽い転倒でも、大腿骨などを折ることがあります。

“歩ける寿命”が縮む

一度の骨折で、そのまま歩けなくなることも。

しかも骨密度は痛みがなく、自分では気づけません。だから、検査でしか分からないのです。

01 |確かめる

予測を、実測で確かめる

統計から出した“歩ける寿命”に、あなたの骨密度という実測値が加わると、転倒・骨折の見立てはより正確になります。「自分の予測を、自分の数字で確かめる」一手です。

まず測れば、予測の精度が上がる

02 |備える

折れる前に、手を打つ

大腿骨などを一度骨折すると、“歩ける寿命”はそこからさらに大きく縮みます。折れてからでは、取り戻すのは簡単ではありません。だから、折れる前に今の骨を知る意味があります。

早く知るほど、打てる手が多い

03 |見逃さない

“寝たきり直行”が、静かに潜む

骨密度によっては、軽い転倒でも骨折し、そのまま寝たきりに直結する状態が、痛みもなく潜んでいることがあります。低ければ、直ちに治療を始める必要があります。——逆に、早く見つければ、治療と予防で防げます。

検査でしか気づけない。だから、測る

だから、“歩ける寿命”を延ばす最初の一歩は、
骨密度検査で「今の骨」を知ることです。

——あとは、それを住民に“受けたい”と思ってもらえるか。次で、その届け方をお見せします。

湖畔の遊歩道を、自分の足で歩いている高齢の男性の後ろ姿

本人に、こう届く

「これなら、受けておいた方がいい」
——そう思える形で、住民に届けます。

同じ“歩ける寿命”の結果を、住民に合わせてSMS・郵送・Webで。一人ひとりの数字が入るから、他人事になりません。実際の制作物のイメージがこちらです。

9:415G ▮
○○市 健康づくり課 ショートメール

△△様の【歩ける寿命チェック】の結果ができました。
今の生活が続くと、自分の足で歩ける目安は81歳
でも今から始めれば +5年延ばせる可能性があります。3分でご確認ください。

開封されやすい夕方に自動送信

① SMS・ショートメール

自分の数字と「+5年延ばせる」が届くから、3分でチェックに進みやすい。

○○市 健康づくり課からのお知らせ

あなたの“歩ける寿命”、
今なら延ばせます。

自分の足で歩ける目安

81歳 86歳

▶ 骨密度検査をご予約ください TEL 00-0000-0000

② 郵送DM・ハガキ

スマホを使わない方にも、紙で同じ体験と予約導線を届けます。

9:415G ▮

あなたが自分の足で歩ける目安

81歳 86歳

今から始めれば +5年

  • 過去の骨折歴
  • 歩行速度・バランス
  • ふだんの運動習慣

骨密度検査を予約する

③ 本人向け結果画面

QRから開くと結果と改善策が出て、その場で検診予約まで進めます。

「なぜ自分に必要か」が伝われば、受診は動き出す。

抽出の次に立ちはだかる“一番の壁”を、ここで越えます。

届け方は、住民に合わせて

SMS・郵送だけではありません。
その人に届く経路を、組み合わせます。

同じ“歩ける寿命”の気づきを、属性や生活に合わせた経路で届け、受診の一歩まで後押しします。「誰に・どのチャネルで・どんな言葉で」まで設計します。

郵送・リーフレット

予防リーフレットや運動プログラムを送付。リターンカードで意向を確認します。

電話・架電

優先順位と会話のきっかけを提示。保健師が「話すべき人」から効率的に連絡できます。

SMS・デジタル通知

QRから将来リスクと改善可能性を確認。閲覧率・反応率も測定できます。

イベント・体操教室

地域サロンや教室への参加を案内。社会参加を通じて継続にもつなげます。

医療機関への接続

要精検・治療対象者を医療機関へ橋渡し。検診後のフォローまで設計します。

家族への支援

本人だけでなく家族へも情報を届け、受診の後押しを得やすくします。

※ チャネルの自動最適化は開発中です。現時点では、担当者と一緒に設計・運用します。

共創自治体を募集しています

地域の課題に合わせた骨折予防モデルを、
一緒につくりませんか。

「まず情報交換したい」「小規模なPoCを相談したい」——予算や仕様が未確定でも大丈夫です。地域課題の壁打ちから、お気軽にお声がけください。